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大関 竜希

脂肪を減らす栄養素はコレ!

こんにちは!REVESの大関竜希です。


ダイエットの最大目標は体脂肪を減らす(除脂肪)ことです。ボディメイクとしてトレーニングされている方にとっても体脂肪の少ない引き締まった身体を手に入れることが目標だと思います。

インターネットで検索すれば除脂肪メソッドは沢山ありますし、コンビニでは体脂肪減少に貢献すると謳うサプリメントや健康飲料が並んでいます。ここで少し注意してみると、脂肪”燃焼”と脂肪”分解”という表現が存在していることに気づくかと思います。

一部ネット記事等では混同されている場合もありますが、厳密には体脂肪減少のメカニズムにおいて異なる表現です。

今回は、体脂肪を減らすメカニズムについて、そして併せて体脂肪減少効果が期待される栄養素について初心者の方にも分かりやすいよう紹介します!


①脂肪を減らすメカニズム



人間の体内には、主に3箇所(皮下脂肪、内臓脂肪、血中脂肪)に体脂肪が貯蔵されています。このうち外見の体型に影響するには皮下脂肪と内臓脂肪なので、私達がダイエットでアプローチしたいのはこの2つになります。

血中脂肪のうち遊離脂肪酸とよばれる脂肪は、身体を動かすエネルギー源としてすぐ使える状態になっているのに対し、皮下脂肪と内臓脂肪は中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられており、簡単にはエネルギー源として使われないのです。液体燃料(血中の遊離脂肪酸)と固形燃料(皮下脂肪・内臓脂肪)の違い程度のニュアンスで認識すればイメージしやすいかと思います。

”エネルギー源として使う=体内から消費される(無くなる)”ということなので、皮下脂肪と内臓脂肪は、血中脂肪に比べ減少しにくいのです。

皮下脂肪と内臓脂肪を減らすには、大きく「分解」と「燃焼」の段階があります。

脂肪「分解」

皮下脂肪と内臓脂肪がエネルギー源として使われるためには、まず分解する必要があります。具体的には、中性脂肪という状態から遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。

運動や寒さ、空腹感により交感神経が優位になることで、リパーゼという酵素が活発化され、脂質の分解が進みます。

脂肪「燃焼」

脂質分解の段階で作られた、遊離脂肪酸が筋肉内部に存在するミトコンドリアという小器官に送り込まれることで、エネルギーが生まれます。

運動、とくに有酸素運動のような低〜中強度の運動の際のエネルギーとして活用されます。

ここでの注意点は、脂肪分解により一度遊離脂肪酸とグリセロールの状態になったとしても、運動等で使われなかった場合は、肝臓に送られ再び中性脂肪の状態に戻ってしまいます!

運動は分解と燃焼のどちらにも関与しているので、やはり体脂肪減少において身体を動かすことが最も効率的だと言えます。


②筋トレと有酸素運動を組み合わせよう!



筋トレと有酸素運動は両方組み合わせることが、ダイエットにおいて最も効率的だと考えています。そして順番は筋トレ→有酸素運動です。

筋トレは有酸素運動より交感神経を強めるため、アドレナリンや成長ホルモンがより早く多く分泌されるとされています。その結果、脂肪分解酵素のリパーゼの活性もより高まり、脂肪分解が進みやすくなります。

そして有酸素運動は筋トレに比べ、脂質をより燃焼する運動です。

筋トレ=脂肪分解、有酸素運動=脂肪燃焼ということですね。


③脂肪を燃やす栄養素



体脂肪減少が期待されている栄養素も、種類により作用する段階が異なってくるので、その点を押さえ効率よく摂取しましょう!市場に出回っている体脂肪減少サプリメントには、分解・燃焼・吸収の面でバランスよく栄養素を含有しているものもあります。

トレーナーとして声を大にしてお伝えさせていただきますが、ダイエットやボディメイクにおいてサプリメントは補助的なものです!適切な運動と食事管理が大前提であることはくれぐれもお忘れないようにお願いします!

以下が各段階での効果が期待される栄養素です!

「脂肪分解を助ける栄養素」 ・カフェイン ・カプサイシン ・CLA

「脂肪燃焼を助ける栄養素」 ・カルニチン ・コエンザイムQ10 ・αリポ酸 ・茶カテキン ・ガルシニア

「脂肪の吸収を抑える栄養素」 ・烏龍茶ポリフェノール ・難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)


最後に

以上、”分解?燃焼?体脂肪を減らすメカニズムと栄養素について!”でした!

少しマニアックな内容だったかもしれませんが、栄養素について、筋トレと有酸素運動の重要性について理解を深め、皆様のダイエットに活かしていただければ幸いです!

最後まで見て頂きありがとうございました!


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