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大関 竜希

くびれは痩せるだけじゃ作れない!

今回はダイエットにおける永遠の課題のひとつである「くびれ」について僕の見解を共有させて頂きたいと思います。


長くなりますが、気になる方はお時間のある時にでも読んでみて下さいください。


トレーナーによってはくびれを作るプログラムとして腹筋や腹斜筋、腹横筋を鍛えるメニューを取り入れると思います。

また、脂肪が落ちれば自然とくびれが出来るとお伝えする人もいます。



ではまず「くびれ」とは何でしょうか。

それは肋骨と骨盤の間のキュッと締まっている部分のことを指します。


ではこのキュッと締まっている部分はどのようにして作られているのでしょうか?


ひとつは横隔膜です。




横隔膜は筋肉であり、この筋肉が収縮する事で肋骨を締めます。


この筋肉は息を吐くことで収縮するので、腹筋群とは違い身体を丸めたり伸ばしても鍛えられません。

つまり一般的な腹筋運動を行なっても腹筋は鍛えられますが横隔膜は鍛えられ無いということです。

横隔膜のトレーニングとしてはドローイングという種目になります。

息を細く長く吐き続け、もう空気が吐けないというところまで行けば横隔膜は収縮出来ています。

この種目は筋肉痛などにはならないので効いている感じは分からないと思いますが、毎日継続して10〜15回を時間のある時にやってみましょう。


そして「くびれ」を作るために必要なもの2つ目は肋骨と骨盤の距離です。




肋骨と骨盤の距離が長いほどくびれは出来やすくなるのですが、この距離を作るために大切なのが肋骨の位置になります。

骨盤の位置を下げることはできないので肋骨を上に上げるという事ですね。


この「肋骨を上に上げる」為には胸椎の伸展が必要となります。

簡単に言うと丸まった背中から胸を張る!という事になります😊


しかし胸を張るというのは意識して一時的には出来ますが、そうではなく胸を張った状態を「作る」必要があります。


その為にはその人それぞれでアプローチは変わります。

人によっては背中が丸まっている原因として、腹筋が硬いのでそこの柔軟をつけるだけで改善ができる方もいれば、背中の筋肉が弱い為、その筋肉をつける必要がある方もいます。


以上の2つの要因からくびれは作る事が可能で、それは体脂肪率だけの問題ではないという事になります。


もちろん脂肪が少ない方がより細いお腹になります。


最後にの3枚の写真を比較していきたいと思います。



このお腹はもちろん綺麗ですが、肋骨が開いており、ウエスト周りがあまり細くは見えないかと思います。




この2枚は肋骨の角度がより閉じており胸椎の伸展もバッチリですね。


3枚とも筋肉量は違いますが体脂肪率はさほど変わりません。

好みも分かれるかと思いますが、くびれという観点からは後の2枚の方が良いですね。


以上、「くびれ」についてお話させて頂きました。

この文章で伝わるか心配ですが。

最後まで読んで下さりありがとうございました😊

読み返すと文字が多すぎて読むの大変でしたね💦

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